就活から逃げるためのおもちゃ

就活が嫌すぎたのでブログを書く。

[趣味]ポーカーのこと。


 先日、高校時代の友人とポーカーをしました。高校生の頃はよく集まってやっていたのですが、大学に入ってからはそこまでやっていなかったので最初はルールすらうろ覚えでした。しかしやっぱり面白かったのでこの記事で紹介したいと思います。大体7時間くらいぶっ続けでやっていました、それくらい面白いです。

 

 まずはルールの説明から。おそらく皆さんがポーカーと言われて想像するのはドローポーカーでしょう。ドローポーカーというのは、それぞれ手札に5枚持ち、その中で役をつくるやつです。しかし、私が言っているのはテキサスホールデムです。現在はこちらが主流らしいですが、まあ知らない人も多いのではないでしょうか。簡単に説明すると、それぞれの手札が2枚、場に5枚オープンされている状態で、手札と場のカードを5枚使って役を作るポーカーです。詳しく説明していきます。

 

 

 まず、トランプはジョーカーを抜いた52枚で行われます。プレイ人数は2~だいたい8人くらいです。プレイする人で卓を囲み、ディーラーボタンを決めます。ディーラーボタンとは簡単に言うと親です。後述しますがこれを持つ人が有利になると言われています。カードを1枚づつ配り、1番強いカードの人が親になります。このディーラーボタンは1ターン毎に時計回りで回ります。

 

 ボタンの左隣の人はスモールブラインドと呼ばれる、ベッド額の半分の額をベッドしなければなりません。そしてスモールブラインドの左隣の人はビッグブラインド、ベッド額をベッドしなければなりません。例えば、ベッド額が200であった場合、スモールブラインドは100、ビッグブラインドは200を強制的にベッドすることになります。

 

 カードがそれぞれ2枚づつ配られます。そして、ビッグブラインドの左隣の人からベッド開始です。できる行動はビッグブラインド以外は3つ。

1.ベッド(コール)

 ベッド額分をベッドします。口頭ではコールということが多いです。スモールブラインドは追加でベッド分になるように出します。100を出していたとしたら、追加でもう100をだす、という感じです。

2.ダウン(フォールド)

 手札が悪い時は降りることもできます。その場合、スモールブラインドは強制的に払わされた分は場に残ります。つまり100をスモールブラインドとして出したとしても、残りの100は払わずに降りることになります。

3.レイズ

 賭け金を上げる行為です。ベッド額の倍額からレイズできます。手札が強かったり、ブラフを撃ちたいときに行います。ここでオールイン(持ち金分レイズ)することで全員降ろして場にある金を手に入れるなどのテクニックもあります。

 

 そして最後にビッグブラインドですが、もうすでにベッド額を強制的に支払っているのでレイズされていない限りはダウンする必要がありません。さらにレイズするか、チェックするかを選べます。チェックとは、何もしない、パスということです。

 

 

 これで全員回りました。さあ場にカードが出ます。最初は3枚がオープンされます。そして、ディーラーボタンの左隣の人からアクションです。ここでできる行動は4つです。

1.チェック

 これは様子見です。掛け金を上げたくなかったり、他の人がどう動くか見たいときにつかいます。

2.ベッド(コール)

 さらに掛け金を追加します。最低額はベッド分です。

3.レイズ

 コールされている時、さらに掛け金を上げます。その場合はコールされている額の倍額以上です。

4.ダウン(フォールド)

 コール、またはレイズが入っている時に使えます。

 

 この場合のコールは、手持ちの2枚のうちどちらかと場の3枚でワンペアができていたり、フラッシュが入りそうだったりストレートが狙えそうだったりといった時や、どう足掻いてもいい手札になりえない時にブラフとして行います。それに対しコールするかレイズするか、はたまたダウンするかといった駆け引きがこのゲームの醍醐味です。


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 写真の場ではコール300が入り、1人ダウンしたようです。自分は7のワンペアなのでコールします。ただし、この時点で8,9を持っているプレーヤーがいた時点でストレートが完成しているので降りる選択肢もあります。

 

  そして場は進みます。1週したら、今度は1枚がオープンされます。そしてまたディーラーボタンの左隣の人からアクションです。ここで行える行動は上記と同じです。


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 写真では、二人ともチェックしたようです。

 

 さて、また全員回り、最後の1枚がオープンされます。そして最後のアクション。ここでもできる行動は上記と同じです。


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 写真では、自分が200のコール。そうしたら対面は400でレイズしてきました。説明にならないのでここは強気にコールします。

 

 最後にハンドをオープンします。これにも順番があって、ディーラーボタンの左隣の人からオープンします。これは、もうすでにオープンされている人にハンドでは勝てない場合、ブラフだったかそうではなかったのかを読ませないために、伏せたまま負けることができます。


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 写真では、説明のために両方オープン。自分は♧の5と♠の7、対面は♠のAと♧の4ですね。

 

 では判定の仕方です。自分のハンド2枚と、場のカード5枚の中から5枚、強くなるように選びます。カードの強さはA,Kときて2が最弱です。

 一番強い手札を持っていた人がポケット(このゲームの掛け金)にあるチップを総取りです。


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    写真ではわかりやすいように5枚になるように並べています。自分は7のワンペア、相手は4のワンペアですね。この場合はもちろん自分の勝ちです。最初のベッド分600、追加ベッド600、最後のベッド分800が自分のものになります。

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    これで1ゲーム。だいたい誰か1人になるまで続けます。20~30分ごとに、ベッド額が上がっていきます。

25 50

50 100

100 200

150 300

200 400

といった感じです。

 

   自分達は、最初のチップが5000、25 100でスタートします。これはまあ好みですね。3000とかだと1,2時間くらいで終わったりします。

 

   説明し忘れていたこと。ベッド、またはレイズで全員降りた場合、ベッドまたはレイズをしていた人が勝者になり、ポケットのチップを貰えます。また、カードの強さが同じだった場合は、ポケットのチップを半分づつ貰います。

   オールインについて。オールインは、持っているチップ全てをベッドすることを意味します。1番最初のアクションでオールインに対しコールをしたプレイヤーが1人いる場合、その時点で手札をオープン、その後のアクションをスキップし場のカードをオープンしていきます。これがドキドキ感が堪らなくて好きですね。

   2人以上いた場合、持ち金が1番少ないプレイヤー以外の人で通常通りのアクションを行います。

   オールインで勝った場合、勝った人が負けた人よりチップが多かった場合はそのまま全ての持ち金を貰えますが、少なかった場合は自分の持ち金と同額貰います。例えば1000でオールインした時、3000持っている人が1人コールしてきました。この場合、3000持っている人が賭けている金額は1000となり、負けても持ち金がなくなることはありません。また、1000のオールインに対し3000持っている人が2人以上コールした場合は、コールした分の1000を除いた2000で更にベッドができます。その分のチップは例え1000の人が勝っても貰えません。その場合は払い戻されます。(多分)

 

   ディーラーボタンが有利な理由ですが、1番最後にアクションできるので周りの動きを見てからどう動くか決められるからです。例えば、400のベッドに対し全員コールしていた場合、恐らくブラフは除いてみんな強い手が揃っているので降りる、といった考えができます。

 

   大体のルールはこんなもんです。ちなみに細かい用語とかは省きました。気になったら調べてみてください。ぶっちゃけ間違ってる可能性もあるのでそのときはごめん。

 

テキサスホールデムは、場に5枚見えていることで読み合いが発生します。場の5枚で残り1枚あればストレートができる...自分はツーペアだが周りはどうだ?や、4,5,6,7,Kの場で自分は3を持っているが、8を持っている人がいたら負ける...など、より状況が分かりやすく、そのためしっかり考えるひつようがあります。顔色を伺ったり、ブラフかどうかを見極めたり、時にはレイズして揺さぶってみたり、オールインで相手を下ろしたりなど、戦略的なゲームです。

 

 

 

みんなもテキサスホールデムをやろう!